
都市に暮らしながら、豊かな緑とふれあうことのできる住まい。それが「ネクサス別府」の重要なテーマです。
そのために建物の周囲を存在感ある壁面で囲むことにより外界と隔離し、内側に緑あふれる世界を創出しました。
都市とは思えない静寂を日々味わう贅沢。私たちが目指した都市邸宅の理想が、ここにあります。

配置計画にあたり私たちがこだわったのは、戸数を多く確保する効率性よりも、ゆとりあるスペースを優先したい、というものでした。そこで、敷地に対し建物をあえて約45度ずらした配棟計画を採用。これにより建物周りに植栽を施したアプローチや駐車場などの空間を確保することができ、さらに通風・採光をより取り込めるプランなど、都市邸宅のゆとりを実現しました。

エントランス横にはシンボルツリーの欅、アプローチにはコナラ、イロハモミジ、ヤマボウシなど日本の在来種を中心とした植栽を施し、地面は地衣類で覆いました。春には色とりどりの花、夏には美しい木漏れ日、秋には艶やかな紅葉など、四季折々の表情を見せる自然が心を満たしてくれます。また夏涼しく冬温かい穏やかな気候をつくります。

敷地内に一歩踏み入れた途端、一転して緑に包まれた静寂な世界が広がります。重厚な外壁と対照をなすように、明るい御影石が敷き詰められたアプローチ。まるで森の中の小路のような穏やかさに包まれた空間は、オンからオフへと心を切り替えるわが家へのプロローグです。

木目調の自動ドアを開けると、落ち着いたエントランスホールが迎えます。アプローチから続く御影石のフロアや壁面、自然素材の大胆な構成によりモダンでダイナミック、そして温か味のある空間を演出。大きな開口部側にはソファを配し、緑を眺めながらゆったり寛いでいただけるラウンジを設えました。

敷地内には全住戸分の駐車場と150%(61台分)の駐輪場を設置しました。(バイク置場6台分含む)人と車の出入口を別に設け、安全性にも考慮しています。

都市にあっても充分な光や風を得ることは、邸宅としての大切な要素と考えます。「ネクサス別府」では1フロアに3戸のみの配置とし、プライバシーを確保するとともに角住戸率を高めました。3戸のうち2戸が3面採光プランです。